アメックスビジネスゴールドは本当にオススメ?年会費初年度無料のクレカを保有する落とし穴とは?他ゴールドカードとの比較 (PR)
初年度年会費無料のアメックスビジネスゴールドカードをお勧めされている人も多いのですが、実は持ったは良いけどうまく活用できないと行った落とし穴もあります。
今回は、アメックスビジネスゴールドカードの落とし穴とそれに変わる本当に保有すると役立つクレジットカードと言う点で、他のクレジットカードと比較してみていきたいと思います。
もくじ
アメックスビジネスゴールドカード保有者が陥る落とし穴とは
アメックスビジネスゴールドカードは、紹介者つまりアメックスカードを既に持っている方から紹介してもらい入会することで68,000ポイントが貰えて、さらに初年度の年会費が無料になる、と言うことでアメックス初心者も持ちやすいカードと言われています。
さらに、ビジネスをしていない人でも持てると言うことで、勧められることも多いのでは無いでしょうか?
ですが実は、アメックスのポイント制度は実際に使いにくい点もあり、アメックス初心者の人が勧められてビジネスゴールドカードを持ち、貯まったアメックスのポイントを使おうとしてもどうやって使ったら良いかわからない・・・と言う「落とし穴」に落ちてしまう人もたくさんいます。
アメックスポイント制度の落とし穴は主にこんなものがあります。
アメックスポイント制度、陥りがちな落とし穴とは
①貯まるポイントは100円=1ポイント、でも使う時は還元率が●●%!?
アメリカンエキスプレスのポイントは100円=1ポイント、つまり還元率1%で貯まりますが、使う時は還元率が1%より下がります。
具体的にはこんな感じです。
- 利用したカード支払いへの充当:0.33倍(1ポイント=0.3円分)
- 旅行代金への支払い:0.4倍(1ポイント=0.4円)
- マイルへの交換:0.5倍
- 提携ホテル(ヒルトンホテル)へのポイント移動:0.5倍(2,000ポイント=1,000ヒルトンポイント)
- 商品券の交換:約0.33倍(3,000ポイント=1,000円分)
- 楽天カードやその他ポイントへの交換:0.33倍(3,000ポイント=1,000楽天ポイント)
- オンラインショップの支払い:0.33倍(1ポイント=0.3円分)
軒並み1ポイントの価値が1円を割る価格になってしまいます。
時に商品券などはキャンペーンで還元率があがりますが、上がっても1ポイント=0.4円程度の交換比率になりますので、あまりオススメはしません。
②より良いレートでポイントを交換しようと思えば、追加料金を支払わなければいけない。
アメックスのポイント制度の交換条件を良くすることも可能ですが、別途お金が必要になります。
年間3,300円(税込)支払って「メンバーシップ・リワード」に登録することで、交換条件をあげることも出来ます。
ですので、年会費無料で入会しても結局お金がかかる、と言うことなんです。
③ANAマイルの交換上限数は年間40,000マイルまで
ANAマイルへ交換することも出来ますが、通常は1ポイント=0.5マイルでの交換になります。
もし年間参加費3,300円(税込)を支払ってメンバーシップ・リワードに登録すれば1ポイント=1マイルで交換することが出来ます。
ANAマイルについては交換マイルの上限が決まっていて、40,000マイルまでです。
交換の期限が1月1日~12月31日までなので、入会費によっては更新のタイミングまでで最大80,000ANAマイル交換することが出来ますが、ANAマイルだけを貯めたい人には中々使いにくいかもしれません。
アメックスビジネスゴールドカードよりもオススメ!?他カードとの比較して見ました!
ではアメックスビジネスゴールドカードと同等のカードで、人気のクレジットカードとどちらが保有しやすいか比較してみようと思います。
SPGアメックスカード
旅行好きに人気な「SPGアメックスカード」。
こちらは年会費が34,100円と、ゴールドカード水準のクレジットカードです。
簡単に特徴を説明します。
- アメックスとマリオットボンヴォイの提携カード
- 貯まるポイントは100円=3マリオットボンヴォイポイント
- 貯まったポイントはマイルやマリオット系列の宿泊ポイントとして使える
- マリオット系列のホテルの上級会員「ゴールドエリート」になれる
- アジア太平洋地域の特典参加ホテル内レストラン飲食代が15%割引
- 毎年のカード継続ごとにマリオット系列のホテル無料宿泊特典がプレゼントされる
など、かなり特典もたくさん付いてくるクレジットカードです。
ずばり、1年に1回旅行がしたいという人にはオススメのクレジットカードです。
ポイントの貯まり方
SPGアメックスカードのポイントの貯まり方は、100円の利用で3マリオットボンヴォイポイントです。
そしてこの3マリオットボンヴォイポイントは1マイルに交換できますので、マイルで考えると還元率は1%と言うことになります。
初回入会特典もクリアしやすいものとなっており、3ヶ月以内で10万円の利用で30,000ボーナスマリオットボンヴォイポイントが貰えます。
さらに、もし友達紹介制度で入会した場合は6,000ボーナスポイントがもらえます。
3ヶ月10万円でもらえるポイント数は、使った10万円に対するポイント3,000ポイント+30,000ボーナスポイント+6,000ポイント(紹介制度を介した時の場合)=39,000ポイント=13,000マイルとなります。
ポイントの使い方
(ザ・リッツカールトン京都にもSPGアメックスのポイントで宿泊できます。)
このマリオットボンヴォイポイントの便利なところは、マイルにも3ポイント=1マイル(還元率1%)で交換できて、かつマリオット系列のホテルでの宿泊ポイントとして使える、と言うことです。
例えば、入会特典でもらえる39,000マリオットボンヴォイポイントで何が出来るかを考えると、
マリオット系列の「カテゴリー5」に分類されるホテルに宿泊することが出来ます。
カテゴリー5に分類されるホテルとして、国内だけでも具体的にこのようなホテルがあります。
- シェラトングランドホテル広島
- 名古屋マリットアソシアホテル
- モクシー大阪梅田
- シェラトン都ホテル大阪
- コートヤード新大阪ステーション
- コートヤード大阪本町
- ウェスティンホテル仙台
- 琵琶湖マリオット・ホテル
- 伊豆マリオットホテル修善寺
- コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
- シェラトン都ホテル東京
- モクシー東京錦糸町
- ACホテル東京銀座
- 南紀白浜マリオットホテル
- 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
(順不同)
これらのホテルにポイントで宿泊できるということなんです。
しかも、このマリオットボンヴォイポイントの素晴らしいところは、お正月やお盆休み、ゴールデンウィークといった普通のホテルなら「ポイント適用対象外日」にされそうな日でもポイント宿泊が可能です。
必要となるポイント数はオフピーク・レギュラー・ピークと変わっては来ますが、基本的にポイント宿泊で宿泊出来る部屋が空いている限り、365日ポイント宿泊出来るという事です。
マイルに交換できる
またこのマリオットボンヴォイポイントは、マイルにも交換できます。
アメックスビジネスゴールドカードではANAマイルへの交換は年間40,000マイルまで、その他マイルには交換還元率が1%をきるなどの制限がありますが、SPGアメックスカードで貯まったポイントは交換上限数は無く、ほぼ全てのマイルが1%の還元率で交換できます。
また、JALカードよりも良い還元率でJALマイルにも交換できますので、JALマイルを貯めている人にも効率の良いカードです。
さらに、マイルの交換の際は20,000マイルへの交換、つまり60,000マリオットボンヴォイポイントを交換する時にさらに還元率が上がります。
なんとボーナスマイルが5,000マイル貰えますので、60,000マリオットボンヴォイポイント=25,000マイルとなって、交換還元率は1.25%になります。
航空会社系、(主にANAカード)以外でなかなかここまでの還元率を出せるクレジットカードはありません。
と言う事で、マイルを貯めたい人にも効率的なカードになるのがこの「SPGアメックスカード」であると言えます。
おそらく、アメックスビジネスゴールドカードのポイントより圧倒的に分かりやすくて使いやすいポイント制度になっています。
その他、SPGアメックスカードの特徴
(レストラン「ZK」のランチもSPGアメックスカードで15%以上割引が受けられます。)
その他、SPGアメックスカードを保有するとこんな特典が付いてきます。
- マリオット系列のホテルの上級会員「ゴールドエリート」になれる
- アジア太平洋地域の特典参加ホテル内レストラン飲食代が15%割引
- 毎年のカード継続ごとにマリオット系列のホテル無料宿泊特典がプレゼントされる
マリオット系列のホテルの上級会員「ゴールドエリート」になれる
(京都嵐山の「翠嵐」。ゴールドエリートなら無料でお部屋をアップグレードしてもらえます。)
上記のようなマリオット系列ホテルの「ゴールドエリート」と言う上級会員になる事で、こんなサービスを受けることが出来ます。
- 無料でお部屋のアップグレード
- レイトチェックアウト(14時)まで
- WI-FI無料
- 滞在でのポイントが25%アップ
- ウェルカムギフト(ホテルにもよる)
この「ゴールドエリート」と言う会員は、マリオット系列ホテルに年間25泊することで貰える資格なのですが、SPGアメックスカードを持つことで自動的に付帯され、もしポイント宿泊でホテルに滞在したとしても上記のサービスを受けることが出来ます。
と言う事で、ホテル宿泊が好きな人や出張の多い人には滞在がより快適になるクレジットカードになっています。
アジア太平洋地域の特典参加ホテル内レストラン飲食代が15%割引
マリオット系列のホテルにポイント宿泊するためには、「マリオットボンヴォイ会員」になる必要があります。
マリオットボンヴォイ会員になってゴールドエリートの資格を貰うことで、マリオット系列のホテルにあるレストランで15%割引で利用することが可能になります。
他のクレジットカードでは5%や多くて10%の割引のところ、15%はとてもお得です。
さらに、ご自身のステータスがゴールドの上(プラチナ・チタン・アンバサダー)になることで20%の割引を受けることが出来る様になります。
と言う事で、ホテルレストラン利用が好きな人にも大変使いやすくてお得なクレジットカードになります。
毎年のカード継続ごとにマリオット系列のホテル無料宿泊特典がプレゼントされる
(ザ・リッツカールトンホテル大阪にも無料で宿泊できるポイントが貰えます。)
この特典があるから年会費が回収できてしまうと言っても過言ではありません。
カードを保有して2年目以降、更新のたびに50,000マリオットボンヴォイポイント分の無料宿泊券が貰えます。
つまりカテゴリー6やオフピーク時であればカテゴリー7に属するホテル(ザ・リッツカールトン大阪・ザ・リッツカールトン日光など)にも宿泊することが出来ます。
人数は1室大人2名まで、小学生以下の添い寝可能なお子さんも一緒に宿泊することが出来ます。
リッツカールトン大阪や日光は1泊でも5万円以上しますので、この無料宿泊特典を使うことで毎年年会費が回収できてしまう・・・と言ったクレジットカードになります。
と言うわけで、ポイントの制度が明確で使いやすいのがSPGアメックスカードの特徴です。
SPGアメックスカードについてさらに詳しく知りたい人はこちらも参考にしてくださいね。
【2020年 9月最新】SPGアメックスのデメリットも公開!口コミ評判やメリットは?100万円以上損する?裏技まで!マイルとホテルを楽しみ尽くす
ANAアメックスゴールドカードとの比較
アメックスビジネスゴールドカードやSPGアメックスカードと比較されることの多いANAアメックスゴールドカード。
こちらも年会費は34,100円(税込)のゴールドカードです。
ANAアメックスゴールドカードの特徴としては、ANAマイルを貯めている人にとって大きなメリットのあるクレジットカードと言えます。
ANAアメックスゴールドカードの特徴
アメックスビジネスゴールドカードのポイントは、1年間で交換できるANAマイルは40,000マイルまでと上限がありますが、ANAアメックスゴールドカードには交換上限がありません。
また、アメックスポイントとしてポイントが貯まりますので、クレジットカードを使い続けいている限りポイント有効期限が無期限→マイルの有効期限は実質無期限ということになります。
ポイントの貯まり方は、基本100円=1ポイントですが、ANAの提携店舗などでは100円=2ポイントと還元率は上がります。
ANAマイルに交換する際は、1,000ポイント=1,000マイルから交換でき、実質1ポイント=1マイルで交換出来る事になっています。
また、ANAの搭乗券購入に際し、航空券購入時のポイントに加えて区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%のボーナスマイルが貰えますので、長距離移動をする際などは特にもらえるマイルが増えます。
また、入会時だけでは無くて更新時にも2,000マイル毎年貰うことが出来ます。
アメックスビジネスゴールドカード・ANAアメックスゴールドカード初回入会特典の比較
ANAアメックスゴールドカードの入会特典を確認してみます。
ANAアメックスゴールドカード公式ページからの場合
ANAアメックスゴールドカードは公式ページからも申し込みが出来ます。
その際の特典はこちらです。
- 入会特典2,000マイル
- カード3ヶ月以内に1万円利用で1,000ボーナスポイント
- カード入会後3ヶ月以内に10万円のカード利用で4,000ボーナスポイントプレゼント
- カード入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用で10,000ボーナスポイントプレゼント
- カード利用100円=1ポイント、30万円利用で3,000ポイント
合計20,000マイル相当がもらえる計算になります。
ただし、公式ページから入会するよりもお得な方法があります。
それは、「紹介制度を利用する」ことです。
紹介制度を利用して入会した場合
紹介制度を利用した場合、もらえるマイル数が変わってきます。
- 入会特典2,000マイル
- カード3ヶ月以内に1万円利用で1,000ボーナスポイント
- カード入会後3ヶ月以内に25万円のカード利用で8,000ボーナスポイントプレゼント
- カード入会後3ヶ月以内に50万円のカード利用で18,000ボーナスポイントプレゼント
- カード利用100円=1ポイント、50万円利用で5,000ポイント
合計34,000マイル相当のポイントが貰えます。
公式ページでは利用額が30万円(月10万円)とクリア金額は下がりますが、もし月17万円ほど決済するなら紹介制度で入会される方が、14,000マイルも多くなります。
この14,000マイルは、東京・大阪間を往復できるマイル数になりますので、見逃せない特典であることは間違いありません。
ちなみに、アメックスビジネスゴールドカードの初回入会特典クリア目標は1年間で200万円です。
月間にして約17万円利用すればクリアになりますが、ANAアメックスゴールドカードと月間にすると同じになります。
アメックスビジネスゴールドカードの貰える初回入会特典ポイント(200万円利用)で68,000ポイント→34,000ANAマイル(1ポイント=0.5マイル)
ANAアメックスゴールドカードの貰える初回入会特典ポイント(50万円)で34,000ポイント→34,000ANAマイル(1ポイント=1マイル)
月間利用金額は同じくらいが水準でも、クリア金額がアメックスビジネスゴールドカードの方が大きいことに対して、貰える初回入会特典のポイントをANAマイルにすると同じマイル数になります。
もちろん、初年度はアメックスビジネスゴールドカードですと年会費は無料になりますが、
もしANAマイルを貯めたいのであれば、ANAアメックスゴールドカードの方が貯まりやすいカードだと言えるかと思います。
楽天ポイントやJALポイントに交換する場合はどのカードが交換しやすいか比較しました!
SPGアメックスカードやANAアメックスゴールドカード、アメックスビジネスゴールドカードで貯まったポイントは楽天ポイントやWAONポイントなど、現金代わりに使えるポイントに交換することも可能です。
また、Edyなどの電子マネーに交換することも可能です。
今回はよく聞かれる「楽天ポイント」「WAONポイント」に交換するならどのカード?という視点で考えたいと思います。
楽天ポイント・楽天Edyの交換ならANAマイル
楽天ポイント・楽天Edyに交換する際は、ANAマイルにポイントを交換してから移行することで還元率を上げられます。
楽天ポイントの交換については、下記のような規定があります。
ANAの交換マイル指定とは?
ANAマイルは10,000マイル=10,000楽天ポイントに交換する事ができます。
ただし、30,000マイル目からは10,000マイル=5,000楽天ポイントへと還元率が50%に下がるんです。
つまり、20,000マイルまでは20,000楽天ポイントに交換できますが、30,000マイル目からは5,000楽天ポイントへの交換となります。
JALマイルからの交換はありません。
これに対応するカードは?
もし楽天ポイントに交換するなら、アメックスビジネスゴールドカード・SPGアメックスカード・ANAアメックスゴールドカード全てのカードで交換が可能です。
新規入会特典のポイント数で交換ポイントを比較してみます。
アメックスビジネスゴールドカード | SPGアメックスカード | ANAアメックスゴールドカード | |
新規入会獲得ポイント数 | 68,000 | 39,000 | 34,000 |
交換マイル数(ANA) | 34,000 | 13,000 | 34,000 |
交換出来る楽天ポイント数 | 25,000 | 10,000 | 25,000 |
ただし、初回入会特典のクリア上限が違います。
アメックスビジネスゴールドカードは年会費無料、クリア上限200万円(1年間)で25,000楽天ポイント
SPGアメックスカードは年会費34,100円でクリア上限10万円(3ヶ月)で10,000楽天ポイント
ANAアメックスゴールドカードは年会費34,100円でクリア上限50万円(3ヶ月)で25,000楽天ポイント
ちなみに、アメックスのポイントから直接楽天ポイントに交換する事も可能です。
その時の交換率は、3,000ポイント=1,000楽天ポイント、もし3,300円(税込)を支払ってメンバーシップリワードに参加していれば、3,000ポイント=1,500楽天ポイントに交換する事ができます。
その時の交換出来る楽天ポイント数はこちらです。
●アメックスビジネスゴールドカード:メンバーシップリワード登録無し:22,000楽天ポイント
メンバーシップリワード登録有り:33,000楽天ポイント
●SPGアメックスカード:アメックスポイントでは無いのでこの交換はありません。
●ANAアメックスカード:アメックスからの交換はありません。
さらに交換ポイント数を増やすならこんな方法もあります。
●アメックスビジネスゴールドカードで、メンバーシップリワードに登録(3,300円)
40,000ポイント→40,000ANAマイルへ→30,000楽天ポイント
残り28,000ポイント→(×0.5で)13,500楽天ポイント+1,000アメックスポイント
30,000+13,500=43,500楽天ポイント(楽天Edyも同じ)
なんと、一手間かけてANAマイルに交換させることで貰える楽天ポイントを10,500ポイント(10,500円相等)増やすことができます。
ここで同じ条件で、SPGアメックスカード・ANAアメックスカードでも200万円年間で決済したとして考えると、
●SPGアメックスカード:200万円×3%=60,000マリオットボンヴォイポイント
60,000+36,000(初回10万円クリア特典+友達紹介特典)=96,000マリオットボンヴォイポイント
96,000マリオットボンヴォイポイント→25,000マイル(20,000マイル交換ごとに5,000ボーナスマイル)+12,000マイル=37,000ANAマイル
37,000ANAマイル→25,000楽天ポイント+7,000ANAマイルとなります。
●ANAアメックスカード:200万円×1%=20,000ポイント
20,000ポイント+29,000ポイント(初回クリア特典)=49,000ポイント→49,000ANAマイル
49,000ANAマイル→30,000楽天ポイント+9,000ANAマイル
どちらも34,100円(税込)の年会費あり
・・・と言う訳で、年会費の回収も難しく、なんだか勿体無い感じになってしまいますね。
というわけで、もし年間200万円の利用が可能であれば、アメックスビジネスゴールドカードを保有してメンバーシップリワードに登録する事が一番交換することで、3,300円を引いたとしても40,200円相当のプラスにもなるので、メリットがあると感じられます。
WAONポイントの交換ならJALマイル
WAONポイントはイオンやマクドナルドなどでも使える電子マネーです。
1WAON=1円で利用可能です。
こちらへの交換はJALマイルからになります。
通常、JALマイルからWAONに交換する上限は、4月〜3月までの1年間で20,000マイルまでと決められていますが、2021年3月までは上限なしで交換する事が可能です。
その際の交換比率は、
- 3,000JALマイル=1,500WAON
- 10,000JALマイル=11,000WAON
- 20,000JALマイル=22,000WAON
- 40,000JALマイル=50,000WAON
となり、10,000マイル以上の交換は還元率が上がります。
また、10,000ポイント〜20,000ポイントまでは、1,000マイル単位でWAONに交換することができます。
これに対応するカードは?
このWAONに交換出来るカードはJALマイルに交換出来るクレジットカードになりますので、SPGアメックスカードになります。
SPGアメックスカードの初回入会特典だけで考えると、
10万円利用→39,000ポイント→13,000JALマイル→14,000WAON
に交換する事が出来ます。
正直、これだけ見るとあまりお得には感じませんので、SPGアメックスカードはホテルの宿泊に使うことがいちばん還元率を上げられるとは思いますが、WAONポイントへの交換を望むならSPGアメックスカードから出来るということになります。
旅行損害保険の比較について
ではここで、アメックスビジネスゴールドカード、SPGアメックスカード、ANAアメックスゴールドカードとの旅行保険について比較しておきたいと思います。
結論から言いますと、SPGアメックスとANAアメックスゴールドはカードのランク的に同じなので、ほぼ同じ内容になります。
利用付帯の国内旅行保険については少し変わってくると言うところです。
海外旅行(本会員・自動付帯分)
カード | アメックス・ビジネスゴールドカード | SPGアメックス | ANAアメックスゴールド |
障害死亡・後遺症障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
障害治療費用 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
賠償責任 | 4,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
海外旅行(本会員・利用付帯分)
カード | アメックスビジネスゴールドカード | SPGアメックス | ANAアメックスゴールド |
障害死亡・後遺症障害 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
障害治療費用 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 4,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 400万円 | 400万円 | 400万円 |
国内旅行(本会員・利用付帯分)
ANA、航空機搭乗中のみ
カード | アメックスビジネスゴールドカード | SPGアメックス | ANAアメックスゴールド |
障害死亡・後遺症障害 | ✖️ | ✖️ | 5,000万円 |
障害入院(最高180日) | ✖️ | ✖️ | 10,000円 |
手術/回 | ✖️ | ✖️ | 10万円 |
障害通院(最高90日) | ✖️ | ✖️ | 2,000円 |
※航空機搭乗中のみ自動付帯で補償
国内旅行(本会員・利用付帯)
カード | アメックスビジネスゴールドカード | SPGアメックスカード | ANAアメックスゴールド |
傷害死亡保険金 | 5,000万円 | 1億円 | 1億円 |
障害後遺障害保険金 | 5,000万円 | 300万円 | 300万円 |
ANAアメックスゴールドは航空系カードですので航空機搭乗中の保険が付いていますが、その他はアメックスビジネスゴールドカード・SPGアメックスカードとほぼ同じです。
アメックスビジネスゴールドカードの特徴
アメックスビジネスゴールドカードについても説明します。
アメックスビジネスゴールドカードとは、まさにビジネスをされている人へオススメのカードです。
経費参入出来る支出を全てこのカードに集約させる事で、経理の手間を省いたり、税金の支払いにもこのカードを利用する事が可能です。
様々な特典がある中で、経営者にとってメリットがあると思われる特典を記します。
臨時の出費にも対応:一律の限度のない利用枠
ビジネスを行なっていると急な支出が必要になる事もあります。
そう言う時、アメックスに電話相談する事で一時的に利用限度額を無くして使えるように対応してくれます。
こうする事で急な支払いにも対応してくれるのがアメックスビジネスゴールドカードです。
経理業務の効率化や経営分析に役立つ:「クラウド会計ソフト freee」へのデータ連携
経理の効率化や人件費削減など様々な目的で最近では「クラウド会計」を利用されている会社が増えています。
その中でも人気のクラウド会計ソフト「freee(フリー)」。
アメックスビジネスゴールドカードはこの会計ソフト「freee」と連携して、利用情報を自動的に取り込むことができます。
そのため、アメックスビジネスゴールドカードで利用した明細が自動的に経理処理の明細にのってくる、と言うわけです。
こうする事で経費や仕入れの入力の手間を省き、入力ミスを防ぐ事で効率化する事が可能です。
会食や接待に役立つ:ビジネス・ダイニング by ぐるなび
ビジネスをされていると、会食の機会も多くあると思うのですが、そんな時お店の予約などもこのカードがあると便利です。
エリア、予算、人数などの希望に合わせて、会食や接待にふさわしいレストランをコンシェルジェが提案・予約してくれるので、自身で調べる手間を省く事が出来ます。
国内線法人専用運賃をオンラインで:アメリカン・エキスプレス JALオンライン
ビジネスをしていると、突然の出張が入る事も多いのでは無いでしょうか?
そんな時でもアメックスビジネスゴールドカードを持っていれば、JALオンラインで国内線を搭乗の直前まで予約、変更、キャンセルできる法人専用運賃「eビジネス6」を利用する事が出来ます。
最高1億円まで補償:旅行傷害保険
付帯されている旅行損害保険も高額のものが付いています。
国内出張の際、公共交通機関や宿泊の代金をカードで支払う事で、基本カード会員および追加カード会員(従業員など)には最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯されます。(利用付帯)
また海外出張においては、国際航空機のチケットやパッケージ・ツアーの代金をカードでお支払いいただくと、基本カード会員には傷害死亡・後遺障害保険金最高1億円の海外旅行傷害保険が、追加カード会員には傷害死亡・後遺障害保険金最高5,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されます。(利用付帯)
カードで支払っていない場合(自動付帯)でも、基本カード会員には傷害死亡・後遺障害保険金最高5,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されます。
海外出張先での24時間日本語サポート:オーバーシーズ・アシスト
海外の出張先で、レストラン選びやゴルフ場の予約をはじめ、急な旅程変更、病気やケガなどの際に、「オーバーシーズ・アシスト」と言うサービスを利用すると日本語で24時間年中無休でサポートしてもらえます。
日本語対応ですので、安心して相談する事が出来ます。
空港ラウンジの利用が可能
出張の合間に、飛行機に登場する前に、ちょっと一息入れられる空港ラウンジを利用できます。(国内外29空港のラウンジ)
同伴者の人も1名まで無料で利用する事が出来ます。
手荷物利用宅配サービス(無料)が利用できる
海外出張の際、出発・帰国時(自宅ー空港間)に、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送します。
ただし、使える空港は下記の4つです。
※対象空港:羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港
対象駅で手荷物ホテル当日宅配サービスを利用する事ができる
東京駅、新宿駅、博多駅であれば、大きな手荷物を預けて身軽に商談へ向かうことができます。
駅改札を出てすぐの宅配カウンターにて手荷物を預かってもらう事で、カード会員1名につき手荷物1個を対象エリア内の宿泊ホテルへ当日無料配送します。
事前のご登録・予約は不要なので、東京や博多へ出張に行かれる時は便利なサービスです。
と言うように、ビジネスをされている人にはとても便利なカードです。
また、初回入会のキャンペーンが一番大きいのも、アメックスビジネスゴールドカードです。
キャンペーンについて説明します。
アメックスビジネスゴールドカードの初回入会特典とは
アメックスビジネスゴールドカードを申し込むなら、もちろん公式ページからも申し込み出来ます。
公式から申し込むと、このような特典が付いてきます。
- 入会から1年間で200万円の利用で30,000ポイントブレゼント
アメックスは100円利用で1ポイント付くポイントの仕組みになっていますので、
200万利用で20,000ポイントのポイントが付きます。
つまり、公式ページからの申し込みでは200万円の利用で最大50,000ポイントが貰える、というキャンペーンです。
公式ページよりお得な方法は「紹介制度を使う事」
もしアメックスビジネスゴールドカードに申し込みたいなら、公式からよりも「紹介制度」を使う事でさらにお得になります。
紹介制度とは、すでにアメックスカードを持っている人から紹介してもらう仕組みのことを言います。
紹介制度によって得られる特典は下記のようになります。
- 初年度年会費無料
- 年間200万円利用で最大68,000ポイント獲得
アメックスビジネスゴールドカードは年会費が34,100円かかるカードですが、紹介者より紹介コードをもらって入会するとなんと初年度の年会費が無料になると言う、とても大きな特典が付いてきます。
また、貰えるポイントも公式ページより大きく、年間200万円の利用で48,000ボーナスポイント+200万円の利用ポイントで、68,000ポイントが獲得できます。
同じ200万円利用でも公式ページより18,000ポイントも多くもらえてさらに初年度年会費無料ですので、紹介者経由の入会がお得すぎるわけが分かってもらえると思います。
担当者経由の入会ならポイントが2倍以上もらえる!
アメックスプラチナビジネスカードにはもう一つの紹介制度があります。
それは、すでにアメックスカードを保有していてかつ担当者が付いている人から、担当者を紹介してもらって入会する方法です。
この時、初年度の年会費は34,100円かかって来ますが、年間200万円の利用でもらえるポイントは最大10万ポイントと、公式ページから入会する倍のポイントが貰えます。
と言うわけで、アメックスビジネスゴールドカードに入会するなら「紹介者経由」がお得、
かつ「初年度年会費無料」にしたいのか、「ポイントを多く獲得したい」のかで入会方法が変わってくると言うことになります。
アメックスビジネスゴールドカード・SPGアメックスカード・ANAアメックスゴールドカード比較まとめ
今回はアメックスビジネスゴールドカードとSPGアメックスカード・ANAアメックスゴールドカードについて比較してみました。
3種ともゴールドカードの特性を持っているのですが、利用用途によって持つべき人が変わってくるカードです。
簡単にまとめると下記のようになります。
●お得にホテル宿泊や飛行機のマイルを貯めたい:SPGアメックスカード
●ANAマイルを貯めたい:ANAアメックスゴールドカード
●ビジネス利用に役立てたい:アメックスビジネスゴールドカード
もし、年会費を1年目は払わないで、アメックスポイントを貯めてみたい、と言う人であればアメックスビジネスゴールドカードを保有しても良いかと思いますが、旅行が好きでホテルにお得に宿泊したい、あるいは航空会社にこだわらずマイルを貯めたいと言う人には「SPGアメックスカード」が便利です。
ポイントの貯まりやすさ、使いやすさを比較してもSPGアメックスカードが一番分かりやすいと思います。
年会費34,100円も毎年ついてくる50,000ポイント分の無料宿泊券でホテルに宿泊することで、実質無料になります。
また、ANAマイルを上限なく貯めて使いたい人はANAアメックスゴールドカードが便利です。
ANAスカイコインへの還元率も、1マイル=1.6スカイコインと、他のカードより還元率が上がります。
旅行損害保険については3者ほぼ同等の補償がついてきますが、国内旅行についてはアメックスビジネスゴールドカードが有利です。
社員さんを抱えていて、出張時にこのカードを持ってもらう方法で、緊急事態が発生した時の補償をカバーしてくれる心強いカードと言えます。
もし、この3種のカードについて更に詳しく知りたいなら、下記もぜひ参考にしてください。
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