もくじ
ホテルの宿泊もクレジットカードを上手に使えば無料あるいはお得に宿泊できる！
１泊１万円以上するホテル、高級ホテルですと平日でも５万円から１０万円以上するホテルもあります。
でも実は、クレジットカードを上手に利用してカードのポイントを集めることで、五つ星ホテルのリッツカールトンやWホテルといった高級ホテルにもポイントで宿泊できるんです。
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平日利用ならさらに強力なアップグレードが狙える！
もし平日の利用がメインなら、ホテルのアップグレードが狙いやすくなります。
理由は、金・土・日・祝のホテル利用者より圧倒的に平日は少ないからです。
実はマリオットボンヴォイグループのエリート会員が大変増えているため、休日のホテル利用だとチタン・アンバサダーといった上級会員資格を持っている人でも、部屋のアップグレードも受けられないということも出ています。
圧倒的にアップグレードは平日利用の方が確立が上がりますので、平日利用派にはとても嬉しい特典になります。
ただし、ホテル公式ページやホテル予約サイトでの予約だと、最大限に受けられる特典も受けられない可能性もあります。
このページでは、平日のホテル利用が多い人に向けてのクレジットカードを紹介したいと思います。
マリオットアメックスカードはマリオット系列のホテルに強い！
ホテルに宿泊するためのポイントが貯まりやすいカード
※SPGとマリオットが統合しできた人気クレジットカード「SPGアメックスカード」が2022年2月24日から生まれ変わることになりました。
そのカードが「Marriot Bonvoy アメリカン・エキスプレスカード」（通称MBアメックスカード）。
今までは1種類だったSPGアメックスカードは2種類となり、2つのランクが用意されることとなりました。
マリオットアメックスカードの魅力は、ホテルに宿泊するためのポイントが貯まりやすいカード、と言うことです。
新しいマリオットアメックスカードは2種類ありますが、
通常のカード（年会費23,100円）は通常の買い物で100円利用につき2マリオットボンヴォイポイント（還元率2％）・
マリオット参加ホテルでのカード利用で４マリオットボンヴォイポイント（還元率４％）が貯まります。
プレミアムのカード（年会費49,500円）では、通常の買い物で３マリオットボンヴォイポイント（還元率３％）・
マリオット参加ホテルでのカード利用で６マリオットボンヴォイポイント（還元率６％）が貯まります
このクレジットカードを使って貯まったポイントで、マリオット系列のホテルに無料宿泊することが出来る、ということなんです。
例えば、フェアフィールド・バイ・マリオットのように、1泊たったの15,500ポイントから宿泊できるホテルもあります。
つまり、日常の買い物だけでも普通カードなら累計で76万円、プレミアカードなら累計で52万円決済すると、1泊無料宿泊が無料でできるということなんです。
累計76万円、52万円というと高額に感じますが、月額にすると約64,000円、約44,000円ですのでそこまでハードルは高くない金額です。
スーパーの買い物や日用品の買い物をマリオットアメックスカードに変えるだけで、マリオット・ボンヴォイのホテルに宿泊できるので、旅行好きには嬉しいですね。
マリオット系列のホテルに宿泊するとさらにポイントが貯まる！
マリオットアメックスカードはマリオット・ボンヴォイ・ホテルのクレジットカードですので、マリオットボンヴォイ参加のホテルで宿泊やレストランで利用すると、さらにポイントが貯まります。
世界最大のホテルグループ、「マリオット・ボンヴォイホテルグループ」
マリオットというホテルグループは、世界最大のホテルグループです。
グループ全体で世界中で6,500以上のホテル運営を行っていて、もちろん日本国内にも北海道から沖縄まで、たくさんのホテルが存在します。
ホテル名に「マリオット」という名称がつかなくても、ザ・リッツ・カールトンやシェラトン・ウェスティンなどもマリオットグループに含まれています。
また、高級ホテルだけでなく「モクシィ」や「コートヤード」、「フェアフィールド」などの低価格帯ホテルもこの「マリオットボンヴォイグループ」となります。
そして今後も国内においてもまだまだ増えていく予定になっており、今大変勢いのあるホテルグループと言えます。
マリオットホテルグループの上級会員制度
マリオットアメックスカードを保有することのメリットは、マリオットホテルグループの上級会員になれることです。
航空会社でもホテルでも、上級会員の資格を保有するためには条件があり、年間に相当の宿泊をしないと貰えません。
ですが、この上級会員になることで大変嬉しくてお得な特典が付いてきます。
そしてこの会員絵制度は、会員のランクによって受けられる特典（サービス）が変わってきます。
マリオットホテルグループの会員（マリオットボンヴォイ会員）のランクはこのようになります。
一般会員：10泊未満/年
シルバーエリート：10泊以上25泊未満/年
ゴールドエリート：25泊以上50泊未満/年
プラチナエリート：50泊以上75泊未満/年
チタンエリート：75泊以上
アンバサダーエリート：100泊以上、系列ホテルでの利用実績20,000USD以上/年
マリオットボンヴォイ「ゴールドエリート資格」とは
マリオット系列のホテルには「マリオットボンヴォイ」というホテル会員資格があります。
この会員資格は会員のランクが上がると受けられる特典（サービス）が変わってきます。
会員のランクはこのようになります。
一般会員：10泊未満/年
シルバーエリート：10泊以上25泊未満/年
ゴールドエリート：25泊以上50泊未満/年
プラチナエリート：50泊以上75泊未満/年
チタンエリート：75泊以上
アンバサダーエリート：100泊以上、系列ホテルでの利用実績20,000USD以上/年
人気なのはプラチナエリート以上で、ホテルのクラブラウンジが使えたり、16時レイトチェックアウトが可能になり、また部屋のアップグレードでジュニアスイートやスイートルームへのアップグレードが可能になります。（一部のホテルを除く）
ただ、ＭＢアメックスカード（プレミアム）を保有するだけでゴールドエリートの資格が貰えるのは価値があると思います。
そもそもこのゴールドエリートはマリオット系列のホテルに年間25泊以上しなければ貰えない資格なので、持っていて損はありません。
主なサービス内容はこちらです。
■チェックアウト時間の延長(14:00)
■チェックイン時の空室状況により、エンハンスドルーム(より良いお部屋)へのアップグレード
■より高速な客室内インターネット無料アクセス(プレミアムWi-Fi)
■ゴールドウェルカムギフトポイントを進呈 (250～500ポイント、ブランドにより異なる)
さらに、ホテル内のレストランを15％割引で利用できます。（一部のレストランは除きます。）
ホテルのチェックアウト時間は通常12時のところが多いですが、14時まで使えるのは嬉しいですし、レストランも15％割引で利用できるとお得ですね。
ホテル利用が好きな人にはとても便利なカードです。
ホテルに宿泊するためのポイントが貯まりやすいカード
MBアメックスカードのもう一つの魅力は、ホテルに宿泊するためのポイントが貯まりやすいカード、と言うことです。
通常の買い物に利用で100円利用につき３マリオットボンヴォイポイント（還元率3％）
マリオットホテル系列のホテルで利用すると、還元率は7％以上にもなります。
つまり、もしホテル利用で2万円使ったとすると、1,400ポイント以上は貯まる、と言うことです。
マリオットボンヴォイ系の国内ホテルで、ポイントで宿泊できる一番安いホテルは15,000ポイントからになりますので、約20万円をホテル決済することで貯めることが出来るんです。
通常の買い物でも50万円の利用、月額にすると約42,000円の利用でマリオット系列のホテルに宿泊できる、と言うことになります。
実際宿泊できるマリオット系列のホテルは？
マリオットボンヴォイポイントを貯めて宿泊できるホテルはこのようなホテルです。
あの有名なリッツカールトンホテルやシェラトン、マリオット、ウェスティンなどもこのグループに入っています。
また最近では、大阪にできたWホテルや奈良のJWマリオットも含まれています。
プリンス紀尾井などはラグジュアリーコレクションというブランドに属しています。
宿泊に必要なポイント数は「カテゴリー」によって違ってきます。
ホテルはこの「カテゴリー」に分類されていて、カテゴリーは１から８まであります。
カテゴリーごとに必要ポイントが分かれていますが、国内にあるホテルは一番下のカテゴリーで「３」、一番高いカテゴリーは「８」となっています。
必要ポイント数はホテルによって変わってきます。だいたいホテルのカテゴリーで「３」で15,000ポイントから20,000ポイント、「８」で70,000ポイントから100,000ポイントになります。
ホテルによって、宿泊日によってもフレキシブルに必要ポイント数も変わるようになりました。
※一部ラグジュアリーホテルの必要ポイント数が2022年3月末より変更になりました。
リッツカールトン京都・リッツカールトン日光・HOTEL THE MITSUI KYOTO・翠嵐は最低宿泊ポイントが90,000ポイントで10万ポイントを超える日も出ています。
2022年2月現在、ポイント宿泊は「オフピーク」「スタンダード」「ピーク」に分かれており、それぞれ必要ポイント数が変わってきます。
下記表は変更前のカテゴリーごとの必要ポイント数です。
| カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピ ー ク |
| 1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
| 2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
| 3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
| 4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
| 5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
| 6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
| 7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
| 8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
ただし、今後はホテルごとに必要ポイント数が変わる制度に2022年3月より順次移行していくとのことです。
②カテゴリ（1~8）を廃止（2022年2月末までは現在のオフピーク・標準・ビークを適用）
③無料宿泊特典に最大15,000pt追加した予約が可能に（2022年前半から）
さらにフレキシブルに予約できるようになるかは実際制度が変わってからレポートしたいと思います。
実際宿泊できるホテルの一例
ここでは、私がSPGアメックスカードを使ってポイント宿泊したホテルのお部屋を紹介したいと思います。
リッツ・カールトンホテル京都
(カモガワリバービューの部屋）
こちらの部屋は、マリオットボンヴォイのサイトでも1泊10万円以上するお部屋です。
こちらにポイント宿泊で、70,000ポイントで宿泊することが出来ました。（現在は90,000ポイント～）
宿泊者も利用できるプールもあり、子ども連れにも優しいホテルです。
お金を払っての宿泊ですと1泊10万円以上するホテルも、貯まったポイントで宿泊できるのはお得度が大変高いと言えます。
ウェスティン都ホテル京都
（ジュニアスイートルーム）
京都ウエスティンはポイント宿泊でお得に宿泊できるホテルの一つです。
ゴールドエリートのもう一つ上、プラチナエリート以上ですとジュニアスイート以上のアップグレードが受けられる確率が上がります。
ちなみにこのホテルは一番安い部屋で1泊5万円以上するにも関わらず、カテゴリーが「６」ですので40,000ポイントから宿泊できます。
つまり、ポイントの価値は１ポイント１円位以上になる、と言うことです。
2021年4月に新しくスパもオープンしたこともあり、注目が集まっているホテルです。
JWマリオット奈良
2020年に奈良県初のラグジュアリーホテルとしてできた「JWマリオット奈良」。
こちらも1泊大体5万円以上するのですが、カテゴリーは「６」と、40,000ポイントから宿泊することが出来ます。
この「JWマリオット奈良」はクラブラウンジがとても充実しており、また朝食も美味しいです。
（ラウンジご飯の一例）
ゴールドエリートの資格を持ってさらに50泊マリオット系列のホテルに宿泊することでプラチナエリートになれますので、プラチナ以上で宿泊される方が多いホテルです。
施設も新しく、プールやジムも充実していて子どもにも優しいホテルですので、ご家族連れにも大変人気があります。
ホスピタリティも素晴らしいので、滞在がとても心地よいおススメのホテルです。
（特別な日にサプライズで用意してくださったケーキ）
※このポイント数は2022年2月現在のポイント数です。
もしプラチナエリートになりたいなら？
プラチナエリートになると、ゴールドエリートよりも更に充実した特典を受けられるので、目指す人が多いです。
主な特典内容は下記のようになります。
ラウンジアクセスが無料
プラチナエリートになって一番嬉しい特典は「ラウンジアクセスが無料でついてくる」ということです。
クラブラウンジのあるホテルでは、プラチナエリート以上は無料で利用することが出来、様々なフードプロモーションを利用することが出来ます。
〇朝食 〇アフターヌーンティ 〇カクテルタイム（アルコールと軽食）〇バータイム（アルコールとおつまみ）など。
このフードプロモーションはホテルによって違ってきますが、例えばホテルによっては1人5,000円する朝食も大人2人が無料で利用、12歳以下のお子さんも無料となるととてもお得に利用できますよね。
先ほど紹介したJWマリオット奈良や大阪マリオット都ホテルなどはこのクラブラウンジが充実しています。
（大阪マリオット都ホテル大阪クラブラウンジのアフターヌーンティタイム）
マリオットボンヴォイアメックスカードを持って得する人とは？
2022年2月24日から、SPGアメックスカードが生まれ変わり、マリオットボンヴォイアメックスカードになりました。
それに伴い、年会費はじめサービス内容も変わり、今までは「持てば誰もがお得になったカード」から「持つ人を選ぶカード」に変わりました。
そこで、ここではどんな人にマリオットボンヴォイアメックスカードが向いているのかを解説したいと思います。
マリオットボンヴォイアメックスカードが向いている人
- 年間400万円以上の決済がある人
- 年間150万円以上の決済がある人
- ホテル宿泊や旅行が好きな人
年間400万円以上の決済がある人
年間400万円以上クレジットカード決済する、という人にはマリオットボンヴォイアメックスカード・プレミアム（年会費49,500円）がおススメです。
理由は、400万円決済で宿泊数に関係なくマリオットボンヴォイグループの「プラチナエリート」資格が貰えるからです。
このエリート資格があれば、マリオット系列ホテルで下記のようなサービスが受けられます。
- お部屋のアップグレード（スイートルーム含む・空き状況にもよる）
- クラブラウンジの無料利用
- 大人2名まで朝食無料
- レイトチェックアウト（16時まで）
- ホテルのレストランを20％割引（一部レストランは除く）
一番安い値段で予約して上記の特典を受けることが出来るということは、1泊で2～3万円以上、大きいときは5万円以上の特典を受けながら宿泊ができるということになります。
（コートヤード本町の朝食。地元大阪の食材を使った様々な料理が食べられる魅力的なブッフェも無料です。）
年間150万円以上の決済がある人
もし年間150万円以上のクレジットカード決済がある人にも、MBアメックスカードを保有するメリットがあります。
年間150万円決済すると、1泊大人2名までマリオット系列ホテルに宿泊できる「無料宿泊券」が貰えます。
これは、保有するカードによって貰えるポイント数が変わってきます。
マリオットボンヴォイアメックスカード・一般⇒35,000ポイントまでのホテルに1泊宿泊
マリオットボンヴォイアメックスカード・プレミアム⇒50,000ポイントまでのホテルに1泊宿泊
もちろん、ポイントが大きければ大きいほど、ラグジュアリーなホテルに宿泊できますので、もし150万円決済できるのならプレミアムカードの保有がおすすめです。
（ウェスティン京都のジュニアスイート。ポイントと上級会員資格でアップグレードも狙えます。）
ホテル宿泊や旅行が好きな人
もし年間400万円決済できたとしても、150万円決済できたとしても、ホテルに宿泊したり飛行機に乗って旅行が好きでは無いならこのクレジットカードの特典を最大限生かすことは難しいかなと思います。
年に最低でも1回以上、ご家族や大切な人とホテルステイや旅行を楽しみたい、という人にはおススメのクレジットカードです。
また、外資系のラグジュアリーホテルにはあまり興味がない、といった人にも向ていないかもしれません。
マイルを貯めている人にもおススメのクレジットカードですが、もしJALマイルを貯めているならこのカードはおすすめしていません。
その他、MBアメックスカードの情報をこちらにまとめてみました。
新しいMBカードの特徴を比較でまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
マリオットアメックスカードは、２種類あります。
・マリオットアメックスボンヴォイ 一般
・マリオットアメックスボンヴォイ プレミアム
| マリオットボンヴォイアメックス 一般 | マリオットボンヴォイアメックス プレミアム | |
| 年会費 | 23,100円(税込) | 49,500円（税込） |
| 家族カード | １枚無料、２枚目より11,550円(税込) | １枚無料、２枚目より24,750円（税込) |
| 獲得ポイント | マリオットボンヴォイポイント | マリオットボンヴォイポイント |
| ポイント還元(通常) | 100円＝２P | 100円＝３P |
| ポイント還元(系列ホテル） | 100円＝４P | 100円＝６P |
| 会員ステイタス | シルバーエリート、年間100万円利用でゴールドエリート | ゴールドエリート、年間400万円利用でプラチナエリート |
| 更新時の無料宿泊特典 | 年間150万円の利用で35,000ポイント分の1泊無料宿泊特典 | 年間150万円の利用で50,000ポイント分の1泊の無料宿泊特典 |
| 宿泊実績 | ５泊 | 15泊 |
| プロパティクレジット | 100米ドル | 100米ドル |
| スマートフォンプロテクション | なし | 修理代を最大3万円まで補償 |
| 海外旅行損害保険 | カード決済：最高３千万円 | カード決済：最高１億円 |
| 手荷物無料宅配サービス | 帰国時空港から自宅まで１人スーツケース1個無料・成田・中部・関西 | 帰国時空港から自宅まで１人スーツケース1個無料・成田・中部・関西・羽田 |
正直な感想として、マリオットボンヴォイアメックスカードの一般カードは年会費に比べて特典が充実していないので、あまり保有するメリットがないかもしれません。
ただ、初回入会特典が2022年10月20 日までは大きいので、その入会特典でまず使ってみてから考える・・・といった方法もあると思います。
初回入会特典では最大88,500ポイントが貰えます。
プレミアムカードは年会費は高額なものの、特典や初回入会特典が最大20万ポイント貰えるなど、決済の大きい人にはメリットが大きいカードです。
もし初回入会特典について詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
【9月2022年最新】マリオットボンヴォイアメックスカードの入会キャンペーンで最大88,500ポイント獲得！（10月20日まで）
次回はアメックスプラチナカードについてお話したいと思います。
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